種類

波形

■流量
流量計の測定対象流体となるのが、「液体」「気体」「蒸気」「スラリー」の4種類となっています。
流量計は、これらの測定対象流体と用途によって候補となる形式を絞り込んでいき、最終的に個々の製品仕様を比較して決めていきます。

液体による流量器の用途となるのが、「流量監視」「流量警報」「流量制御」「高粘度」「腐食性」「混入物」「高温、高圧」「大流量」「微小流量」「サニタリ」などがあります。
これらの用途に合わせて使用していく流量器となるのが、面積流量計や差圧流量計、電磁流量計、超音波流量計となります。
気体による流量器の用途は、液体と同様なものになり、それに伴う流量器もほぼ変わらないものとなっています。

蒸気で計測する用途となるのが、「緩和蒸気」や「過熱蒸気」となります。これらの蒸気に推奨される流量器となるのが渦流量計、面積流量計となります。
スラリーで計測する用途は、「低粘度」、「高粘度」となり、これらのスラリーに推奨される流量器となるのが、電磁流量計、コリオリ質流量計となっています。

■オシロスコープ
オシロスコープには、「アナログスコープ」「デジタル・オシロスコープ」「サンプリングオシロスコープ」の3種類に分けられて計測しています。
アナログオシロスコープとは、信号の変化を陰極線管管面上に表示させ、波形を観測していく装置となります。
陰極線管は専門用語で「CRT」と言います。「CRT」の表面には、蛍光体がコーティングされており、電子ビームを当てて蛍光体を発光させて信号を確認できる仕組みとなっています。

デジタルオシロスコープとは、電気的な手段で波形を記憶する装置となります。
アナログオシロスコープでは化学的蛍光体を使用して波形を記憶していきますが、デジタルオシロスコープでは化学的蛍光体は使用せず、「コンバータ」と呼ばれる計測器を使用します。
このコンバータを使用して測定した電圧をデジタルデータに変換させ、メモリに記憶させた後に画面上で波形として表示するものとなっています。
近年ではこのデジタルオシロスコープが主流となっています。

サンプリングオシロスコープは、入力信号の高速サンプリングを実現したオシロスコープとなります。
サンプル点をずらしながら複数回のサンプリングを行うことによって等価的にサンプルレートの高速化を実現させていきます。

オシロスコープ

大きな波形

オシロスコープは、流量計と同様に人の目には見えない電気信号の変化していく様子を観測できるようにした波形測定器となります。
オシロスコープは、輝点の動きの速度や振動の大きさを測ることで、間接的に電気信号の電圧の時間の変化を簡易に計測することができます。

間接的に電気信号の電圧の時間変化を簡易に計測できるほか、測定させる対象が電圧の形に変換すれば、温度・湿度・速度・圧力など様々な現象の変化量を計測することが可能なものとなっています。
このようにオシロスコープは、電気信号の変化を計測するだけではなく、様々な物を対象として計測することができます。

オシロスコープは、メータ類の計測器ではなく、ブラウン管に描かせて計測させていきます。
時間の経過と共に電気信号が変化していく様子をリアルタイムでブラウン管に描かせていきます。ブラウン管に描かせることによって、電圧が変化していく様子を刻々と目で追いかけたり突発的に発生する現象も捉えることが可能となっています。
また、高い精度の周波数の電気信号の変化もブラウン管に描くことが可能なものとなっており、エレクトロニクス分野には欠かせない波形測定器となっています。

先程もご紹介しましたが、オシロスコープには「アナログオシロスコープ」、「デジタルオシロスコープ」、「サンプリングオシロスコープ」の3種類に分類されています。
オシロスコープは、1897年に発明され、当初はブラウン管を用いたアナログ計測器として発展されていましたが、近年ではデジタル技術を用いた「デジタルオシロスコープ」が主流となっています。